五十嵐久枝  
デザイナー

普段は無地カラーを使用することが多いのだが、木目調の「デコラメラニット」を病院の廊下収納で使用してみた。耐久性・価格を優先しての結果選択となったのだが、そのような場面においても選択の幅が増えてきていることがとても重要に思う。病院だからこそインテリアデザインを大切に考えてくださる関係者の期待に、木の表情と光の色を調和させ、違和感のない空間づくりが評価された。まだまだこれからも多くの要求があることでしょう。期待に応えるチャレンジを是非続けて欲しいと願っています。
 

 
近藤 康夫  
インテリアデザイナー

『アメーバテーブル』と呼んでいるこのテーブルは、当初、オフィス空間で提案したものである。デスクとして、好きな時に好きな場所で仕事ができる。また不定形なため、仰々しく向かいあうこともない。丸く突き出した部分を利用して簡単なミーティングもできる。そんなテーブルがあれば、空間に変化ができ、新しいオフィスの提案になるのではないかと考えた。この天板は「デコラ メラニット」を使用している。強度、カラー、加工性、メンテナンス性など、この素材の利用価値は高い。また、木口は意図的にシナ合板積層の素地を見せ、更に変化をつけた。こうした要素を自在にとりいれるためには、この素材は欠かせない。