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「macef(マチェフ)」報告
2月8日から11日の4日間、ミラノは恒例の展示会macef(以下マチェフ)で賑わった。例年通りフィエラの展示会場は多くの出展企業で溢れ、通貨統一も寄与しビジネス戦線は活況を呈していた。今回のマチェフの様相が変わった点は、どの出展企業もインターナショナルマーケットに対して、どのような製品開発と流通開発を手がけていけばよいか戦略が明確化されていない点である。期待度半分、未知への対応への不安半分と言ったところか。しかし、アレッシィはローゼンタールグループと一緒にフィエラの展示場から離れ、市内で大規模な発表を行った。他社とは一線を引く強い決意とデザインを機軸としたラインに絶対の自信が伺える。そうした意味においてもブランド力を持つローゼンタールグループとの共同発表は意味のある展開であった。デザイン戦略によるブランドを形成してきた企業にとって、より強固なブランド構築に力が注がれている。マーケットを制するか、マーケットからの退場を与儀なくされるかは、ひとえに革新的な経営戦略以外にない。より力が入るビジネス界の様相は、ますます加熱し目がはなせない状況である。ただし、日本と違う点は経営の戦略にデザインがもっとも重要視されている点である。4月10日から始まるミラノサローネを取材し、改めて経営とデザインの関係をリポートしたい。
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